
ノルウェーのサケ養殖大手グレイグ・シーフードは6月16日、年限5年のグリーンボンドを10億ノルウェークローネ(約110億円)を発行したと発表。その中で、資金使途で、カーギルの養殖飼料子会社カーギル・アクア・ニュートリション産の飼料を除外することを盛り込んだことが注目を集めている。
同グリーンボンドは、同社が独自に策定した「グリーンボンド・フレームワーク」では、資金使途の一つにサステナビリティ認証取得の飼料調達をあげた。具体的には、海洋管理協議会(MSC)のMSC認証や、国際魚粉魚油機関(IFFO)の責任あるサプライスタンダード(IFFO RS)の漁業改善プログラム(FIP)下で生産された魚粉飼料もしくは、RTRS認証やProterra認証を取得した大豆に限定することともに、カーギル・アクア・ニュートリション産の飼料を除外すると明記した。除外理由は、親会社カーギルが、ブラジルの大豆生産で森林破壊を引き起こしているためとし、森林破壊が顕著に削減されるまでは除外すると言明した。
同認証は、ノルウェー認証大手CICEROがセカンドパーティー・オピニオンを提供した。その中で、今回の除外について、カーギルは、環境NGOマイティー・アースから世界で最悪の会社と命名されており、ネスレも近年、カーギルのブラジル産大豆調達を禁止したことに言及。カーギル・アクア・ニュートリションは最近は森林破壊を伴っていないことが保証された大豆を調達しているが、親会社の責任を追及し、購入停止を呼びかけていることをあげ、合理的との判断を示した。
【参照ページ】GRIEG SEAFOOD HAS PLACED ITS FIRST GREEN BOND
【参照ページ】Grieg Seafood Green Bond
【参照ページ】Grieg Seafood ASA: Successful placement of new senior unsecured green bonds
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