金融世界大手英HSBCの運用子会社HSBCグローバル・アセット・マネジメントは8月26日、気候変動に特化した英投資顧問・投資会社ポリネーション・グループ・ホールディングスと合弁会社「HSBC Pollination Climate Asset Management」を設立すると発表した。自然資本テーマで世界最大の運用会社を目指す。
新会社は、自然資本をテーマにしたファンドを設定。先進国と新興国の双方を投資対象とし、投資家に対し、定量的な投資インパクト測定も実施してく考え。自然資本への関心を高めている年金基金、政府系ファンド(SWF)、保険会社からのマンデート獲得を狙う。第1号ファンドは、2021年中旬に設定し、10億米ドル(約1,060億円)を募集し、HSBCが同ファンドの「コーナーストーン投資家」の役割も果たす。新会社は、その後、カーボン・クレジット・ファンドを同じく10億米ドル規模で設定する予定。
第1号ファンドの投資分野は、持続可能な森林、リジェネラティブ農業、持続可能な農業、水供給、海洋・沿岸部の生態系に関する「ブルーカーボン」、バイオ燃料、気候変動緩和に資する自然資本関連プロジェクトを想定。
【参照ページ】Nature is capital
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