
米サンフランシスコにある連邦地方裁判所は9月19日、米連邦政府がWeChatに運営停止を大統領令で強制している事案について、同大統領令の予備的差止命令を発した。連邦政府を相手取りユーザーが提訴しており、本案判決前に執行されると「回復不能な被害」のおそれがあると判断し、事前差し止めを命じた。
【参考】【アメリカ】商務省、WeChatとTikTokのアプリ配信・更新を9月20日から禁止。WeChatでの送金も(2020年9月20日)
同事案では、トランプ大統領が8月6日に署名した大統領令に基づき、米国内でのTikTok及びWeChat(微信)に関する禁止措置を9月20日から発動すると発表していたが、その発動の数時間前に今回、連邦地方裁判所から予備的差止命令が発せられた形。その直後に米商務省は、発動を1週間遅らせ、9月27日から禁止措置を発動すると緊急発表していた。
原告となったWeChatのユーザー・グループ「WeChat Users Alliance」の訴えでは、同大統領令が、 表現の自由の制限を禁止している米国合衆国憲法修正第1条に違反していると主張。
これに対し、同裁判所のローレル・ビーラー判事は、大統領令が禁止の根拠とした国家安全保障上の利益は重要とし、中国の活動が米国にとっての国家安全保障上の懸念を引き起こしているとしながらも、米国の全ユーザーがWeChatのダウンロードができなくなることの効果については疑問を呈した。そして、原告の提訴内容にあるように、オーストラリア政府が、政府の端末ではWeChatのインストールを禁止したりするなど、全ユーザー一律ダウンロードする以外の方法もあり、代替手段の検討の余地があると伝えた。
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