Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【ヨーロッパ】2020年に女性取締役・経営陣比率が大きく上昇。上位と下位で差が拡大

 ベルギーに本部を置く欧州女性取締役推進NGOのEuropean Women On Boards(EWOB)は1月20日、欧州18ヶ国の取締役・経営陣男女ダイバーシティの状況を分析した年次報告書「European Women on Boards Gender Diversity Index」の2020年版を発行した。

 今回の調査では669社が対象となり、そのうち13%となる87社では、取締役会と経営陣の双方での女性比率が40%以上で、概ね男女ダイバーシティが実現されていた。この数は、2019年版の調査の47社から著しく増え、2020年には男女ダイバーシティが大いに進展したと高く評価した。

 また、同調査では、取締役と経営陣の男女ダイバーシティの状況を指数評価した「ジェンダー・ダイバーシティ・インデックス(GDI)」を算出。DEIは、取締役会と経営陣の全体の男女比で50%、取締役会での男女比で20%、経営陣の男女比で10%、取締役会委員会での男女比で10%で構成。2020年には、60%の企業が2019年よりもGDIが改善していた。

 一方で、2019年にGDIが低かった企業は、2020年も改善の兆しが見られないと酷評した。そのため2020年版の報告書では、下位20位の企業名を掲載した。EU域外のスイスの企業が多数下位20位入りした。

 対象669社全体では、取締役の女性比率は34%、経営陣比率は17%。CEOが女性の企業も42社にとどまった。GDIの国別平均では、ノルウェーが首位。その後、フランス、英国、フィンランド、スウェーデン、イタリアと続く。一方、最下位からは、ポーランド、スイス、ルクセンブルク、チェコ、オーストリアの順。

【参照ページ】Gender Diversity Index 2020

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。