
保険監督者国際機構(IAIS)は10月28日、第26回国連気候変動枠組条約グラスゴー締約国会議(COP26)を前に声明を発表。保険当局の国際機関として、気候変動に伴うリスクと機会に対応するための作業を早急に進めるコミットメントをあらためて表明した。
IAISは今回、IAISが気候変動に焦点を当てるのは、保険加入者の利益と保護のために、公正で安全かつ安定した保険市場を発展・維持し、世界の金融安定に貢献するという使命に基づくものと説明した。ミクロプルーデンスとマクロプルーデンスの双方の観点から対策を進めるとした。
気候変動に関する金融リスクを検討するための中央銀行・金融当局ネットワーク「気候変動リスクに係る金融当局ネットワーク(Network for Greening the Financial System;NGFS)」も11月3日、NGFS加盟機関のコミットメントを示した「NGFSグラスゴー宣言」を発表した。気候シナリオの充実化、データ整備、分析枠組みの深化、監督能力の強化、発展途上国の当局へのキャパシティビルディング、生物多様性や気候訴訟等のリスクの検討等進めることを宣言した。
EUの欧州保険・企業年金監督局(EIOPA)も11月3日、気候変動に取り組む保険・年金セクターを支援するというコミットメントを強調する声明を発表した。2022年には、自然災害保険のプロテクションギャップに関する初の欧州全体の状況分析レポートも発行すると表明した。
【参照ページ】IAIS issues statement in advance of COP26
【参照ページ】The NGFS publishes the “NGFS Glasgow Declaration” and continues to foster climate action by central banks and supervisors
【参照ページ】EIOPA commits to support the insurance and pensions sectors’ efforts to tackle climate change
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