米化学大手イーストマン・ケミカルは8月31日、化粧品容器のサーキュラーエコノミー化を推進する企業団体パクト・コレクティブに加盟したと発表した。同社はケミカルリサクルの技術で同分野に貢献する。
同社はすでに、再生素材を活用した原料を2種類を上市済み。「Eastman Cristal Renew」は認定リサイクル材を多く含有するプラスチック原料。「Eastman Cristal One Renew」は、再生素材を多く含有するとともに、自治体のリサイクル制度でリサイクルできるところまで担保したプラスチック原料。同社は現在、廃品から再生素材を生成するクローズド・ループ型のリサイクルモデルの確立を目指している。
パクト・コレクティブは、化粧品の廃容器を店頭回収プログラムと郵送回収プログラムも展開。イーストマン・ケミカルが加盟したことで、回収容器を同社に供給するフローを確立した。高品質の廃容器はマテリアルリサイクルしつつ、難易度の高いものはケミカルリサイクルに回す。
パクト・コレクティブの現在の加盟企業は約130社。化粧品企業が多数加盟している。
【参照ページ】Eastman joins Pact Collective
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら