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【アフリカ】ウォーターエイド、ヒルトン財団とハイネケン財団から3.7億円の寄付。WASH活動支援

 国際水・衛生NGOウォーターエイドは9月13日、コンラッド・ヒルトン財団から149万米ドル(約2.1億円)の寄付を受け取り、アフリカの医療施設での水・衛生(WASH)アクセス改善に向けた政策アドボカシーを行う1年間のプログラムを開始すると発表した。

 同プログラムは、エチオピア、ガーナ、ウガンダに焦点を当て、第一線で働く医療従事者や患者、周辺コミュニティが清潔な水や手洗い場、適切なトイレへのアクセスを確保できていない課題に対処する。現地では、危険な労働環境、病気の拡大、母親や新生児の健康リスクの増大につながっている。

 具体的には、水・衛生とそれらが医療施設に及ぼす影響との関連性を示すデータを分析し、現地、地域、国レベルでの政策決定に役立てる。また、女性の権利団体、医師会、非政府組織(NGO)、地域社会のリーダー等と連携し、キャパシティビルディングを行う。地元の保健当局者や政府指導者へも研修を行う。

 またハイネケン・アフリカ財団も9月15日、ウォーターエイドに112.5万ユーロ(約1.6億円)の寄付を発表。ナイジェリア、南アフリカ、ルワンダ、モザンビーク、エチオピアの5カ国で、将来のパンデミックに備えた水・衛生対策を行う。

 両団体は、2020年以降協働しており、同5ヶ国で3700万人以上を対象に新型コロナウイルス・パンデミック拡大防止のための緊急対応活動を支援。すでに両者で280万ユーロ(約3.8億円)を活動団体に寄付してきた。テレビ、ラジオ、印刷物での広報キャンペーンや、市場、学校、保健センターに1,400以上の手洗い場を設置し、170万人がアクセスできるようになった。衛生研修の受講生も1,800人以上に達している。

【参照ページ】WaterAid launches advocacy program to deliver sustainable water, sanitation and hygiene services to African healthcare facilities
【参照ページ】HEINEKEN Africa Foundation and WaterAid renew partnership after reaching over 37 million people with Covid-19 response work

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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