【国際】アフリカ連合、G20常任加盟国入り決定。G20議長国インドが提起

　G20議長国インドのナレンドラ・モディ首相は9月8日、9月9日と9月10日に開催されるG20ニューデリー・サミットの中で、アフリカ連合（AU）をG20の常任加盟国にする提案を行うと表明した。モディ首相は6月にAUのG20入りの考えを公表し、ついに今回G20になる道筋がついたとみられる。

　G20は現在、19カ国とEUが常任加盟国。AUは「招待国際機関」の位置づけで、加盟国ではなかった。AUがG20入りし、他の加盟国と同等の地位になった場合、AU加盟55カ国がG20に対する発言を持つ形となる。

　インド政府は、AUのG20入りの背景について、グローバル・サウスの声をより反映させる意図があると説明した。

　G20サミットは9月9日、冒頭で、AUのG20常任加盟国入りを決定した。　

【参照ページ】Prime Minister’s opening remarks at the G20 Summit
【参照ページ】Transcript of Pre-Summit press briefing by the G20 presidency

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