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【ドイツ】ライオンデルバセル、大規模ケミカルリサイクルプラント最終投資決定

 プラスチック製造世界大手蘭ライオンデルバセルは11月20日、同社独自ケミカルリサイクル技術「MoReTec」を活用した大規模リサイクル工場のドイツ・ヴェッセリンでの建設を最終投資決定したと発表した。2025年末までに竣工予定。

 同実証プラントは、年間生産能力5万tを見込んでおり、ドイツ国民年間120万人以上のプラスチック包装廃棄物の量をリサイクル可能。MoReTec技術では、多層食品包装や混合プラスチック容器等、リサイクル困難な消費者向け廃プラスチックをリサイクルできる。

 廃プラスチック原料の大部分は、ライオンデルバセルと独サーキュラーエコノミー特化型投資会社23 Oaks Investmentが2022年10月に設立した廃プラスチック回収・分別合弁会社ソース・ワン・プラスチックが供給。ライオンデルバセルのリサイクル・プラスチック製品シリーズ「CirculenRevive」としてリサイクルする。

【参考】【ドイツ】ライオンデルバセル、廃プラ処理合弁会社設立へ。ケミカルリサイクル工場へ原料供給(2022年10月15日)

【参照ページ】LyondellBasell to Build Industrial-scale Advanced Recycling Plant in Germany

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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