
世界資源研究所(WRI)は3月21日、サステナビリティ課題へのデジタルサービスの設計、開発、展開を支援する新事業を開始した。WRIが自社開発してきた製品開発のナレッジを研究機関やNGOに提供する。
WRIには、サービス開発部門として「データラボ」があり、Global Forest Watch、Aqueduct、Climate Watch等を開発してきた。各サービスは現在、幅広く活用されている。
今回開始する新事業「Product Studio」は、データラボのプロダクトチーム、エンジニアリングチーム、データサイエンスチームの専門スタッフやアドバイザーが協働し、3つのサービスを提供していく。具体的には、ユーザー調査・ニーズ調査、製品戦略、高速プロトタイピング。6ヶ月ごとに新たなコホートを開設し、プロジェクトチームを募集。Product Studioの基準に基づき選定する。活動資金は、パトリック・J・マクガバン財団(PJMF)が拠出した。
WRIは今回、大きなインパクトを達成するためには、新製品はユーザーの真のニーズを満たすために焦点を絞り、すでに利用可能なツールを補完する設計が求められると強調。そうすることで、対象とするセクターのすべてのプレーヤーがデータを活用し、重要な意思決定を支援し、説明責任を果たし、対話に情報を提供できるようになると伝えた。
【参照ページ】RELEASE: WRI Data Lab Launches New Service To Improve Software Product Development For Sustainability
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