Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】ムーディーズとMSCI、戦略的提携。MSCIのESGデータを配信。非上場カバレッジ拡大も

 金融情報世界大手米MSCIと米ムーディーズは7月1日、戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。ムーディーズのプラットフォームを通じて、MSCIのESG評価データやコンテンツを配信する。

 ムーディーズは今回、同社が提供してきた既存のESG評価データを、MSCIのESG評価データやコンテンツに移行していく考えを示した。同社は2019年に英Vigeo Eirisを買収し、Vigeo EirisのESGデータを提供していた。今回の発表で、Vigeo Eirisとの関係に変化があるのかについては、まだ明らかにしていない。

【参考】【国際】ムーディーズ、Vigeo EIRISを買収。株式過半数取得。業界再編進む(2019年4月16日)

 MSCIは、今回の提携で、ムーディーズのデータベース「Orbis」へのアクセス権を獲得する。Orbisには、非上場企業を含め、5億以上の企業データを有しており、MSCIとしては非公開企業のESG評価カバレッジを拡大していく。さらに、MSCIとムーディーズは、ムーディーズの非上場企業データと信用スコアリング・モデルを活用しつつ、非上場企業信用市場におけるソリューションを検討していく。

 今回の決定は、ムーディーズの既存の信用格付手法には影響を与えない。

【参照ページ】Moody’s and MSCI Announce a Strategic Partnership to Enhance Transparency and Deliver Data-Driven Risk Solutions

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。