
環境NGO80団体以上は7月2日、カーボンオフセットに依存した温室効果ガス排出量削減を批判する共同声明を発表した。自社のグローバル・バリューチェーンでの排出削減を進めるべきと発信した。
今回の共同声明を名を連ねたのは、グリーンピース、Friends of the Earth(FOE)、レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)、Urgewald、ClientEarth、バンクトラック、アムネスティ・インターナショナル、Amazon Watch、グローバル・ウィットネス、オックスファム、Union of Concerned Scientists、ShareAction等。NGOの中でも活動家型のNGOが声明に参加している。
今回の共同声明では、化石燃料の削減の代替として、植林等のカーボンオフセットに依存することを強く非難している。その理由として、既存のカーボンクレジットの多数にアディショナリティ(追加性)要件が確保されていないことや、ベースラインの設定が甘いこと、カーボン・リーケージの問題を防げていないこと等を挙げた。また、質の高いカーボンクレジットが限られていることにも言及した。
カーボンクレジットの適切な使い方としては、自社バリューチェーンの削減をまず進めたうえで、それに加えてBVCM(ビヨンド・バリューチェーン緩和)の排出量を削減するために活用すべきとした。そのため、気候移行計画(トランジション・プラン)においては、カーボンオフセットは除外すべきとした。
【参照ページ】JOINT STATEMENT: WHY CARBON OFFSETTING UNDERMINES CLIMATE TARGETS
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