
科学的根拠に基づく環境目標策定イニシアチブScience Based Targets Network(SBTN)は7月10日、自然関連の科学的根拠に基づく目標「SBT for Nature」基準に基づき、企業向けの自然目標設定マニュアルを発行した。具体的な目標設定のプロセスについて解説している。
SBTNは今回、目標設定のテクニカル・ガイダンスをステップ毎に解説したウェブページを改訂。直近で得られた知見や、先行企業のナレッジ等を踏まえ、内容を充実させている。
今回発行した企業向けマニュアルは、テクニカル・ガイダンスの改訂を踏まえ、一つのドキュメントで、目標設定までの肝が把握できる内容となっている。
まず、自然関連の科学的根拠に基づく目標を設定する準備段階では、社内協働、経営資源の確保、プロジェクトマネジメントの3つが重要となることを強調した。3つの内容についても、手順を紹介している。
目標設定プロセスでは、「評価」「解釈・優先順位付け」「測定、目標設定、開示」「実行」「モニタリング」の5つのステップ毎の作業を紹介。各種SBTNガイダンスについても、各プロセス毎に対応を整理した。
さらに目標設定後の承認プロセスについても説明している。
【参照ページ】From learning to action: unveiling new and updated guidance for corporate nature targets
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