
食品世界大手ダノンは7月24日、ダノンの事業全体へのAI統合に向け、IT世界大手米マイクロソフトと複数年にわたる協働を発表した。AIスキルを従業員に不可欠な要素と捉え、コラボレーションとイノベーションを促進し、将来の課題に備える。
両社はまず、AIを活用したサプライチェーンの構築を模索。具体的には、予測、リアルタイム調整、オペレーション合理化を通じたスマートで迅速な物流・製造管理アプローチを実現を目指す。その他、ダノンの調達、生産、流通チームでのデータに基づく意思決定に向けたスキル開発も進める。
両社は今後、ダノンの全従業員10万人のAIとデジタルツールに関するスキルアップに特化したトレーニング・プログラム「ダノン・マイクロソフトAIアカデミー」を設立予定。従業員のうち5万人はすでに、日々の業務でマイクロソフトの生成AIツール「Copilot」を活用しているとした。
【参照ページ】Danone Collaborates with Microsoft to Accelerate Artificial Intelligence (AI)
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