
IT世界大手米IBMは8月5日、IBMコンサルティングのアナリストが顧客のサイバーセキュリティ運用を高度化・効率化するために利用するマネージド脅威検知・対応サービス「Threat Detection and Response(TDR)」に、生成AI機能を導入したと発表した。
今回の実装では、IBMのwatsonxとAIプラットフォーム上に、IBM Researchと共同で開発した「IBM Consulting Cybersecurity Assistant」を新たに構築。重要なセキュリティ脅威の特定、調査、対応を迅速化し、改善するように設計された。
今回の実装により、アナリストは、過去の顧客固有の脅威活動のパターンを知ることで、積極的かつ的確に行動できるようになるという。また、分析されたアクティビティの履歴パターンと事前に設定された信頼レベルに基づき、アクションを自動推奨。クライアントへの応答時間を短縮し、攻撃者の滞留時間を短縮する。今後のトレーニングにより、同サービスのスピードと精度は時間の経過とともに向上していくことが期待されている。
また、同サービスには、生成AI会話エンジンを搭載。クエリーの実行、ログの取得、コマンドの説明、脅威インテリジェンスの強化等の関連アクションを自動的にインプットされる。
【参照ページ】IBM Introduces New Generative AI-Powered Cybersecurity Assistant for Threat Detection and Response Services
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