
国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米Verraは8月21日、カーボンクレジット創出に関するアディショナリティ(追加性)要件に関し、基準となる標準規格「M0310 アディショナリティ評価」と「M0331 ベースラインとアディショナリティ評価の組み合わせ」の案を発表した。9月23日までパブリックコメントを募集する。
今回の新基準策定は、国際的なボランタリーカーボンクレジット基準策定ガバナンス機関ICVCMからの要請に基づくもの。Verraは、CDM(クリーン開発メカニズム)のメソドロジーに基づいて開発した再生可能エネルギーでのカーボンクレジット・メソドロジー8件をICVCMに申請し、CCPラベル取得を目指していたが、ICVCMはアディショナリティ要件に不備があるとし、申請を全てを却下。メソドロジー改訂後に再提出するよう求めていた。
【参考】【国際】ICVCM、CCPラベルの第2弾でメソドロジー1種新規承認。再エネ関連は差し戻し(2024年8月9日)
今回の発表した2つの標準規格は、Verraの既存の規格をリプレースするものとなる。具体的には、「TOOL24 コモンプラクティス」「TOOL27 投資分析」「障壁の客観的実証と評価のためのガイドライン」が改廃される見通し。
新基準が完成すると、CDM関連でアディショナリティ要件を必要とするメソドロジーには新基準が適用されることになる。小規模プロジェクトに関しても、現行の「CDM TOOL21 小規模プロジェクト活動の追加性の実証」の代わりに新基準を活用することも可能になる。既存のプロジェクトについては、新基準を事後適用すれば、CCPラベルを付与できるようになる。
【参照ページ】Consultation: New VCS Tools for Additionality
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