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【国際】FTSE、TPIデータ活用の気候変動型社債インデックスシリーズを2つリリース

 ロンドン証券取引所グループ(LSEG)傘下のFTSE Russelは9月26日、気候変動型債券インデックス・シリーズを2つリリースした。社債投資家向けが活用できる気候変動型インデックスを拡充した。

 今回リリースしたのは、「FTSE Fixed Income TPI Climate Transition Index Series」と「FTSE Fixed Income TPI Focused Glidepath Index Series」。双方とも社債を対象とし、LSEGと英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のグランサム研究所が運営する低炭素経済推進イニシアチブ「Transition Pathway Initiative(TPI)」のデータを活用していることが大きな特徴。TPIは現在、発行体約1,000社のマネジメント・クオリティ(MQ)スコアとカーボン・パフォーマンス(CP)データをスコアリングしている。

 FTSE Fixed Income TPI Climate Transition Index Seriesは、LSEGが保有している企業の温室効果ガス原単位排出量及びグリーン売上のデータと、TPIのマネジメント・クオリティ(MQ)スコアとカーボン・パフォーマンス(CP)データ、気候債券イニシアチブ(CBI)が持つ各発行の社債発行に占めるグリーンボンド関連債券の割合データを活用。各指標でパフォーマンスが高いほど、オーバーウェイトする方式を採用している。また、一定の除外(エクスクルージョン基準)も設けている。アルファを追求する。銘柄対象地域は、グローバル、米国、欧州、オーストラリアの4種類。

 FTSE Fixed Income Corporate TPI Focused Glidepath Index Seriesは、TPIのマネジメント・クオリティ(MQ)スコアとカーボン・パフォーマンス(CP)データのみを用い、パフォーマンスが高いほどオーバーウェイトする方式を採用している。そのため親指数に対するトラッキングエラーが小さい。また採用銘柄数を多くすることで、エンゲージメントを中心としたポートフォリオ・カーボンフットプリントの低減を目指す。銘柄対象地域は、グローバル、米国、欧州の3種類。   【参照ページ】FTSE Russell launches Fixed Income TPI Index and TPI Focused Glidepath Index

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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