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【アメリカ】テキサス州、3MとデュポンをPFAS販売で提訴。「有害性を知りながら販売続けた」

 米テキサス州のケン・パクストン司法長官は12月11日、PFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)汚染で、3Mとデュポンの2社を提訴した。テフロン、ステインマスター、スコッチガード等の製品で安全性で虚偽の宣伝をした疑い。テキサス州は共和党州。

 今回の発表では、PFASのヒトへの暴露は、ガンや甲状腺疾患等の疾病に関連する可能性があり、PFAS汚染は、動物、植物、飲料水、ヒトの血液に時間とともに蓄積すると指摘。3Mとデュポンは、PFASの有害性を知りながら、安全性を宣伝し、一般家庭用製品への使用を販売し続けたと主張している。訴状には「被告は70年以上にわたって有害なPFAS化学物質を含む製品を販売し、50年以上にわたってPFAS化学物質の有害性を認識していた」と記載されている。

 パクストン司法長官は今回、PFAS汚染に対し、徹底して戦う意思をみせた。すでに一度、PFASを含むAFFF(Aqueous Film Forming Foam)と呼ばれる製品のメーカーを提訴しているが、「今日の訴訟は、PFAS訴訟の新たな段階を示すもの」と伝えた。

【参照ページ】Attor­ney Gen­er­al Ken Pax­ton Sues Man­u­fac­tur­ers of Tox­ic PFAS ​“For­ev­er Chem­i­cals” for False­ly Adver­tis­ing House­hold Prod­ucts as Safe for Families

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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