
欧州自動車大手ステランティスは2月20日、カナダのオンタリオ州ブラントンにある組立工場で予定していた次世代のJeep Compass小型SUVの生産開始を延期すると発表した。当初は2025年を予定していたが、2026年第1四半期になる見通し。
生産予定の小型SUVは、電気自動車(EV)向けに設計されたアーキテクチャをベースに、ハイブリッド車(HV)仕様にも耐用できるように製造ラインが設計されている。同工場は2024年に稼働を一部停止し、小型SUV向けのラインに改編中だが、工場のフル稼働再開が遅れることで、同工場の従業員約3,000人の雇用にも影響が出るとみられる。労働組合ユニフォーも「重大な懸念」と表明した。
同社では、2024年12月にカルロス・タバレスCEOが業績低迷の責任をとり退任。またEV市場の動向や、米トランプ大統領による関税引上げ宣言の影響も受けており、同社の生産の見通しが悪くなっている。一方、ブラントン工場でのEV生産には、カナダ政府とオンタリオ州政府からも補助金給付が決まっており、行政からも状況が注視されている。
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく
ログインする
※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら