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【国際】ESG投資信託資金フロー、2025年第1四半期に史上2回目のマイナス。モーニングスター

 金融情報世界大手米モーニングスターは4月24日、投資信託のESG投資統計データの2025年第1四半期版を発表。世界全体のESG投資信託の運用残高が2023年第4四半期以来、1年3ヶ月ぶりで史上2回目のマイナスとなった。米国で第2次トランプ政権の影響を強く受けた形となった。

 世界のESG投資信託の資金フローは、2021年第4四半期までは大幅に上昇してから、ウクライナ戦争の勃発で上昇が鈍化してきた。それでも、過去3年間で、米国と日本では常に減少傾向にあったが、欧州では大幅に増加しており、世界全体の資金フローはプラスだった。

 具体的には、2023年第1四半期に資金フローが史上初のマイナスとなり、29億米ドルの減少となって以降、2024年第1四半期には63億米ドルのプラス、2024年第2四半期には63億米ドルのプラス、2024年第3四半期には92億米ドルのプラス、2024年第4四半期には181億米ドルのプラスだった。そして今回の2025年第1四半期で史上2番目の86億米ドルのマイナスとなり、マイナスが過去最大となった。

 地域別では、米国が61億米ドルのマイナス。欧州が12億米ドルのマイナスで、欧州では初のマイナスとなった。日本でも9億米ドル、日本除くアジアでも9億米ドルのマイナスだった。一方、カナダは3億米ドルのプラス、オセアニアも3億米ドルのプラスだった。欧州では、アクティブファンドについては2023年第4四半期からマイナス傾向にあるが、パッシブファンド、特に債券投資では常にプラスの状態。今回は、株式のパッシブファンドが初めてマイナスに転じたことで、全体としてマイナスとなった。

 2025年第1四半期のESG投資信託の運用資産残高(資金フローだけでなく、株価の影響も受ける)は、3兆1,600億米ドルで、2024年第3四半期の、2024年第4四半期に次いで3番目の水準にある。 (出所)Morning Star

 グリーンウォッシュを防ぐ各国ESGファンド規制の影響では、EUでは、ファンド名からESG関連用語を削除したファンド数が335本となった。英国では、英政府が策定したサステナビリティ・ファンド・ラベルを取得したファンド数が94本となり、運用資産総額は470億米ドルとなった。英国籍ファンドのうち、サステナビリティをうたうファンドは全体の20%を占めている。

【参照ページ】Global Sustainable Fund Flows: Q1 2025 in Review

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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