
韓国化学大手LG化学は5月7日、韓国製鉄大手ポスコ・ホールディングスと協業し、化学業界と鉄鋼業界が連携した炭素回収・利用(CCU)技術の実証プロジェクトを実施すると発表した。
今回の発表は、韓国科学技術情報通信部の国家CCUメガプロジェクトの一環。具体的には、ポスコの浦項製鉄所で回収した二酸化炭素から、LG化学の独自技術DRM(メタン乾式改質)を用いて一酸化炭素と水素を製造。これらを製鉄工程の還元剤として活用する。
LG化学は、2023年に忠清南道の工場に処理能力1,000tのDRMパイロットプラントを建設し、独自のプロセスと触媒技術の検証を推進してきた。DRMで生産した一酸化炭素は、プラスチック等の化成品原料としても活用可能。
今回のCCUプロジェクトは、2026年から設計を開始、2028年に浦項製鉄所での施設建設を開始、2030年までの実証運転を実施する計画。同プロジェクトの二酸化炭素回収、CCUインフラ開発、二酸化炭素排出量削減評価は、ポスコ、慶北研究機構、慶北カーボンニュートラル支援センター、韓国化学技術研究院、弘益大学校の5機関が実施。二酸化炭素変換技術の実証には、RIST(産業科学技術研究所)、POSTECH、ソウル国立大学校、漢陽大学校の4機関も参画する。
【参照ページ】LG Chem and POSCO Holdings Join Forces for CCU Technology Demonstration Project
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