
独廃棄物発電大手EEWエナジー・フロム・ウェイスト(EEW)と独食品関連設備大手GEAは5月19日、廃棄物熱回収プラントでの二酸化炭素回収に関する戦略的パートナーシップを締結したと発表した。大規模施設に向けた応用開発を行う。
GEAは、ガス精製と熱回収のプロセスから二酸化炭素を分離、液化するまでの一連のソリューションを持つ。分離した熱エネルギーを二酸化炭素回収プロセスに再利用する熱効率向上にも注力している。回収した二酸化炭素の活用では、利用(CCU)と、貯留(CCS)の双方を視野に入れている。
EEWは、今回の提携の第一段階として、GEAから移動式実証プラントを取得。既存の廃棄物熱回収での二酸化炭素回収設備の統合、効率性、拡張性に関する実証を行う。オランダのデルフザイルにあるEEWのプラントを皮切りに、2025年夏から複数拠点に導入を進める。
またEEWは、ドイツにおいて信頼できる規制枠組みが依然として不足していると指摘。CCUは技術的に実行可能であるものの、回収した炭素の輸送、貯蔵、利用、報酬に関する法的明確性がなければ、大規模プロジェクト化は困難とし、ドイツ政府に対し、規制の整備を進めるよう呼びかけた。
【参照ページ】EEW and GEA launch strategic partnership for CO₂ capture
【参照ページ】EEW and GEA launch strategic partnership for CO₂ capture
【画像】EEW
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