Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】アパレル4団体、サプライチェーン共通タクソノミー改訂。分類・データ整合性向上

【国際】アパレル4団体、サプライチェーン共通タクソノミー改訂。分類・データ整合性向上 1

 アパレル業界の国際サステナビリティ団体4者で構成する業界協働ワーキンググループ「アパレル・アライアンス」は7月14日、アパレル・繊維サプライチェーンの共通用語定義文書「サプライチェーン・タクソノミー」の第2版を公表した。繊維、衣料品、皮革、履物業界で、施設、製品、素材、製造工程等の分類方法を統一し、サステナビリティ関連データの一貫性や透明性を高める。

 同ワーキンググループは、アパレル業界の国際サステナビリティ団体Cascale、アパレル・インパクト研究所(Aii)、アパレル・サステナビリティNGOテキスタイル・エクスチェンジ、有害化学物質使用削減推進ZDHC財団の4者で構成。2020年に発足し、各団体のサステナビリティ関連ツール、プログラム、業界イニシアチブの整合性を高め、重複作業を削減するとともに、世界のアパレル・繊維サプライチェーンの温室効果ガス排出量を2030年までに少なくとも45%削減することを目標としている。

 同タクソノミーは、サプライチェーンに関する共通の枠組みと言語を業界関係者に提供。企業や団体毎に異なっていた工程や施設等の分類を揃えることで、情報開示やサプライチェーンの可視化、ベンチマーキング、規制対応、リスク管理、業界横断イニシアチブでの連携を促進する。複数団体による類似作業の重複削減にも繋げる。

 同文書の初版は2024年11月に公表された。今回の第2版では、初版で課題となっていた工程区分の重複、分類上の境界が定義されていない箇所、分類項目の不足等を見直し、アパレル・繊維バリューチェーン全体をより明確かつ詳細に分類できる構造に改訂した。

 特に、染色や洗浄、仕上げ等の湿式工程について、従来一般的に関連付けられてきたTier 2だけでなく、全てのサプライチェーン階層にわたって把握・計上することを明確化。これにより、温室効果ガスがサプライチェーンのどこで排出され、どこで重点的な対応が必要かをより正確に把握できるようにする。

 また、工程毎の責任範囲や環境上の境界を明確化することで、規制対応やリスク管理にも活用できるようにした。施設、製品、工程を一貫した方法で分類することで、企業間のデータ比較や報告の信頼性向上、各団体が運営するツールやプログラムの相互運用性向上も目指す。

 同タクソノミーは、同ワーキンググループの4者が共同で開発・管理する。全ての工程や製品を網羅するものではなく、バリューチェーンで一般的な工程と製品を分類するための実務的な基盤と位置づけた。今後は、ステークホルダーからの意見、新素材や新技術、規制及び業界動向を反映し、原則として毎年更新する。

【参照ページ】Updated Supply Chain Taxonomy Advances Apparel Alignment

無料会員に登録すると、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。

※ 閲覧チケットは翌月への繰り越しはできません。

無料登録してチケットを受け取る

【無料会員向け】有料記事の閲覧チケットの詳細はこちら

または

有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化

  • 2000本近い最新有料記事が読み放題
  • 有料会員継続率98%の高い満足度
  • 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する
author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。