
ファーストリテイリンググループは6月16日、6月20日の「世界難民の日」に先立ち、国連難民高等弁務官事務所(以下UNHCR)と協働で、難民支援活動の施策状況を発表した。
今回の発表会では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、最新の統計報告書「Global Trends」により、世界では67人に1人が、紛争や迫害により避難を強いられていると指摘。ファーストリテイリングは、2006年から世界の難民・国内避難民を支援するためにUNHCRと協業してきたことをあらためて紹介した。
【参考】【国際】飢餓ホットスポット報告書、5カ国で極度飢餓リスク指摘。8カ国でも急速に悪化(2025年6月24日)
同社は最近の状況では、2022年に、平和を願うチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」を始動し、2025年4月までにTシャツ710万枚以上を販売した金額の一部をUNHCRを含む人道支援団体に寄付している。寄付額は21億円を超えた。2024年には、新たな活動「The Heart of LifeWear」を立ち上げ、ヒートテック100万点を世界中で必要とする人々に寄贈している。
また、2023年にUNHCR主催によるGlobal Refugee Forumに参加。その結果、2025年には「難民映画基金」の創設メンバーとして、10万ユーロ(約1,700万円)を寄付している。
【参照ページ】6月20日「世界難民の日」 ファーストリテイリングが難民の支援活動を拡充 新たな難民支援の形として「難民映画基金」への支援を開始
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