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【日本】大成建設、太陽光発電のみでの建物電力運用実証。蓄電池と低圧水素貯蔵、EMS制御

【日本】大成建設、太陽光発電のみでの建物電力運用実証。蓄電池と低圧水素貯蔵、EMS制御 3

 大成建設は4月16日、同社技術センター「人と空間のラボ(ZEB実証棟)」で、太陽光発電のみで建物に必要な電力を賄う運用を実証したと発表した。余剰電力を最適に貯蔵・利用し、建物運用のエネルギー自立化を可能と確認した。

 同社は今回、蓄電池と低圧水素貯蔵設備を制御する独自EMS(エネルギーマネジメントシステム)を開発。2014年から11年間エネルギー収支ゼロを達成しているZEB実証棟に同設備とEMSを導入し、太陽光発電による電力のみで建物運用に必要な電力を賄う実証を2023年冬季から開始した。

 実証では、一日単位の短期貯蔵に適したリチウムイオン型蓄電池と、季節間で長期貯蔵に対応する低圧水素貯蔵設備を採用。EMSにより、太陽光発電の余剰電力や不足分を蓄電池で平準化できるようにした。余剰が多く発生する中間期には水素を製造・貯蔵し、電力使用が増す時期には水素で発電する等の最適制御を行う。

 実証の結果、2024年6月の晴天日には、日照時間12.1時間で444kWhを発電。このうち57kWhを建物の消費電力として直接供給し、余剰電力387kWhのうち155kWhを蓄電池に充電した。夜間には蓄電池から40kWhを使用し、残る232kWhは水電解による水素製造・貯蔵に活用した。

 一方、2025年2月の晴天日には、日照時間8.4時間で297kWhを発電。中間期に貯蔵した水素を用いて燃料電池で発電し、夕方から翌日早朝にかけて建物に168kWhの電力を供給した。

 同社は、蓄電池と低圧水素貯蔵設備を用いた短期・長期の需給バランス調整を計画通りに実施できることを確認。今後は、蓄電池や低圧水素貯蔵設備を組み合わせた蓄エネルギーシステムについて、計画、制御、効率化の検証を進める。

【日本】大成建設、太陽光発電のみでの建物電力運用実証。蓄電池と低圧水素貯蔵、EMS制御 4

【参照ページ】蓄電池・低圧水素貯蔵設備を用いた”太陽光発電のみによる建物運用”を実証 【画像】大成建設

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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