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【EU】欧州委、バックキャスティング型政策立案を重視。レジリエンス2.0打ち出す

 欧州委員会は9月9日、第2期フォン・デア・ライエン体制にとって初となる「戦略フォーサイト報告書」の2025年版を発行。「レジリエンス2.0」を打ち出した。

 欧州委員会は、長期的展望からバックキャスティングした政権立案を強化するため、2020年以降毎年「戦略フォーサイト報告書」を発行している。

 今年度版では、2040年までを見据え、気候・環境転換の加速、安全保障上の懸念の高まり、世界的な競争による経済・社会の再編等をメガトレンドと認識。またEUは、戦略的自律性、競争力、社会的結束、民主主義と基本的価値の保護に関する課題に直面していると分析した。

 「レジリエンス2.0」では、8つの重要アクション分野を特定した。

  • EUのグローバルビジョンを構築し、強固で安定し、信頼される『家』であり、かつ世界的なパートナー
  • 技術に精通した内外の安全保障強化
  • 繁栄と価値観を支えるため、技術と研究の力を活用
  • 長期的な経済的レジリエンスを強化し、ショックを吸収し持続的成長を維持
  • 欧州社会モデルの一環として、持続可能でインクルーシブなウェルビーイングをサポート
  • 技術的・社会的変化に備え、教育と技能を再構築
  • 民主主義、メディアの自由、社会的結束を守りつつ、偽情報に対抗
  • 人口構造の変化を予測し、世代間の公平性を促進

 欧州委員会は、次回の報告書に向け、2026年以降は異なる政策分野を横断して一貫した方法で代替的な将来シナリオを探求する等、強固な予測プロセスに基づいて作成すると表明。また、年次報告書の公表に加え、将来予測が政策立案に完全に統合されることを確保し、政策のインパクトと将来への対応力を高め、複雑化が進む状況下でEUが持続的かつ重要な影響力を発揮できるようにすると伝えた。

【参照ページ】2025 Strategic Foresight Report sets out 'Resilience 2.0' to guide Europe's long-term choices

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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