
トヨタ自動車は9月30日、1,000億円規模の新たな投資子会社トヨタ・インベンション・パートナーズ(TIP)を設立したと発表した。またトヨタ自動車のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「ウーブン・キャピタル」では8億米ドル(約1,200億円)規模の2号ファンド「Woven Capital Fund II(WC2号ファンド)」を設立した。
今回設立したTIPでは、国内のアーリーステージのスタートアップ企業や発明家との事業連携を重視し、長期視点で出資。また、人材や知見の共有も行い、トヨタ自動車との長期的な協業体制の構築も目指す。
WC2号ファンドでは、モビリティ、AI、自動化、気候テック、エネルギー、サステナビリティ等の分野で、グロースステージのスタートアップ企業を対象に20件から25件の新規投資を実施予定。
ウーブン・キャピタルは2021年以降、すでに18社の企業に投資し、グローバル・ベンチャーの育成と同社グループとの協働促進に注力してきた。2025年7月1日には、ウーブン・バイ・トヨタ(WbyT)傘下から、トヨタ自動車からの100%直接出資体制に移行している。
さらにトヨタ自動車といすゞ自動車は9月29日、燃料電池(FC)路線バスの共同開発を行うことに合意したと発表。2026年度から、いすゞと日野自動車が50%ずつ出資するジェイ・バスが栃木県・宇都宮市に保有する工場で生産を開始する予定。
今回新たに開発するFC路線バスでは、いすゞ自動車と日野自動車が2024年度に上市した電気自動車(EV)フルフラット路線バスのプラットフォームをベースに、トヨタ自動車が開発した燃料電池システムを統合。EVと燃料電池自動車(FCV)の部品共通化によるコスト削減も狙う。
【参照ページ】トヨタ、戦略投資子会社「トヨタ・インベンション・パートナーズ株式会社」及びウーブン・キャピタル2号ファンドを設立、モビリティ変革を一層加速へ
【参照ページ】いすゞとトヨタ、次世代FC路線バスを共同開発
【画像】トヨタ自動車
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