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【日本】サントリーHDとPXP、次世代太陽電池搭載自販機で年間電力45%自給可能と実証

【日本】サントリーHDとPXP、次世代太陽電池搭載自販機で年間電力45%自給可能と実証 3

 サントリーホールディングスと次世代太陽電池開発PXPは10月28日、2025年7月から約1年間実施した次世代太陽電池「カルコパイライト太陽電池」を搭載した自動販売機の実証を完了し、年間消費電力の約45%を太陽光発電で賄えることを確認したと発表した。同程度の省エネ化、温室効果ガス排出量削減効果を確認した他、夏場以外の晴天時には自動販売機の消費電力を上回る発電量を記録した。

【参考】【日本】サントリーHDとPXP、自動販売機でカルコパイライト太陽電池搭載実証。世界初(2025年7月29日)

 今回の実証は、神奈川県相模原市の相模原市立相模原麻溝公園で実施。サントリーの自動販売機1台の両側面、背面、上面に、PXPが開発したカルコパイライト太陽電池のパネル計4枚を貼り付け、太陽光発電による消費電力のカバー率や、屋外環境での耐久性等を検証した。実証場所は、PXPが本社を置く相模原市が、公園内の遮蔽物の少ない場所を提供した。

 実証データをもとに算出した結果、2025年8月から2026年7月までの年間消費電力に対する太陽光発電のカバー率は約45%となった。季節や天候によって発電量は変動し、比較的多くの電力を消費する夏場のカバー率は約30%だった。一方、夏場以外の晴天時には、消費電力を100%以上カバーできた日が50日間あり、最大で153%に達した。

 また、太陽の高度が低い冬場には、自動販売機の両側面や背面に貼り付けた太陽電池でも発電できることを確認。自動販売機の複数面を活用した発電の有効性も示された。但し、消費電力やカバー率は、自動販売機のホット・コールド等の運転モード、設置環境、商品の補充頻度等によって変動する可能性がある。

 PXPは、今回の実証に使用したカルコパイライト太陽電池に加え、ペロブスカイト太陽電池とのタンデム化も進めており、実用化による発電効率の向上が期待される。今回得られた知見を活用し、技術開発と実用化を進める方針。

【参照ページ】次世代太陽電池を搭載した自動販売機の実証実験を完了 約45%の省エネルギー・GHG排出量削減効果を確認 【画像】サントリーホールディングス

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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