
国連気候変動枠組条約第29回バクー締約国会議(COP29)議長国アゼルバイジャンは11月19日、「有機廃棄物からのメタン削減宣言」を発表。35カ国が署名した。
同宣言は、将来の国別削減目標(NDC)に有機廃棄物からのメタン削減のセクター別目標と実現ロードマップを策定することにコミットするもの。有機廃棄物からのメタン排出は、メタン排出全体の47%を占める。2021年のCOP26で創設された「グローバル・メタン・プレッジ」の一環。
【参考】【国際】グローバル・メタン・プレッジ、105ヶ国・地域で正式発足。2030年に30%以上減(2021年11月3日)
署名したのは、日本、米国、カナダ、英国、ドイツ、ベルギー、ノルウェー、ロシア、韓国、マレーシア、ブラジル、メキシコ、アラブ首長国連邦(UAE)、イスラエル、パレスチナ等。同宣言は、国連環境計画(UNEP)の短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC)と共に作成された。
議長国アゼルバイジャンは、今回同時に、国連食糧農業機関(FAO)と協力し、「農家のためのバクー・ハルモニア気候イニシアチブ」を発足した。持続可能でレジリエントな農業・食料システムの構築に向け、農民、村落、農村コミュニティを支援するプラットフォームを形成し、90以上あると言われる世界中の農家支援組織のネットワーク化を狙う。
ハルモニア・イニシアチブは、アゼルバイジャン、ブラジル、エジプトを共同議長とする「持続可能な変革のための食料・農業パートナーシップ(FAST)」の活動と密接に関連し、農業・食料システムに関するCOP間の協力をさらに強化。2025年のブラジル開催COP30で進展を示す。農業・食料・水のネクサスに焦点を当てた協調行動を促進するためのポータルも開設される。
【参照ページ】Countries Representing Nearly 50% of Global Methane Emissions From Organic Waste Pledge to Reduce Emissions From Sector | Day Nine – Food, Water and Agriculture Day
【参照ページ】Together for farmers: FAO and COP29 Presidency launch the ‘Baku Harmoniya Climate Initiative for Farmers’
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