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【国際】グローバル・メタン・プレッジ、105ヶ国・地域で正式発足。2030年に30%以上減

 米国政府とEU欧州委員会が主導する「グローバル・メタン・プレッジ(Global Methane Pledge)」は11月2日、第26回国連気候変動枠組条約グラスゴー締約国会議(COP26)の場で正式に発足した。105カ国が発足時加盟国となった。

 同協定は、2030年までに2020年比でメタンを30%以上削減することを約束し、高排出源に焦点を当て、メタン排出量を定量化するために利用可能な最善のインベントリ手法を策定・使用することにもコミットするもの。

【参考】【国際】米EU含む9ヶ国・地域、2030年までにメタン30%削減で合意。グローバル・メタン・プレッジ(2021年9月19日)
【参考】【国際】グローバル・メタン・プレッジ、日本を含む24ヶ国が新たに加盟。世界メタン排出量の30%をカバー(2021年10月13日)

 今回の加盟した国・地域は、米国、英国、カナダ、EU、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、スイス、スロベニア、クロアチア、ボスニア&ヘルツェゴビナ、セルビア、ブルガリア、アイルランド、アイスランド、ギリシャ、ウクライナ、日本、韓国、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ネパール、パキスタン、キルギス、ジョージア、アルメニア、ニュージーランド、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、チリ、エクアドル、ウルグアイ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、パナマ、イスラエル、イラク、クウェート、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、モロッコ、リビア、チュニジア、ナイジェリア、エチオピア、カメルーン、ベニン、コンゴ民主共和国、中央アフリカ共和国、EU等

 今回、米国とEUは、誓約の実施を支援するための財政的・技術的支援を大幅に拡大したことも表明。欧州復興開発銀行(EBRD)、欧州投資銀行(EIB)、緑の気候基金(GCF)は、技術支援とプロジェクトファイナンスの両面から加盟国を支援。さらに、国際エネルギー機関(IEA)も実施パートナーとして参加する。

 加えて今回、グローバル・メタン・プレッジの加盟国を支援するため、財団20団体が、総額3億2,800万米ドル(約370億円)の資金支援も発表した。支援を拠出するのは、イケア財団、スコール財団、ブルームバーグ・フィランソロピーズ、ブレークスルー・エナジー、ウィリアム&フローラ・ヒューレット財団、デービッド&ルーシー・パッカード財団、セコイア気候基金等。

【参照ページ】Launch by United States, the European Union, and Partners of the Global Methane Pledge to Keep 1.5C Within Reach
【参照ページ】20+ philanthropies join to provide $328M to dramatically reduce methane emissions

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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