
化学世界大手独BASFは5月9日、ドイツのルートヴィヒスハーフェンにあるフェアブント工場で、再生可能アンモニアの量産を開始したと発表した。再生可能アンモニアの量産では中欧初となる。用途は肥料及び工業原料用。
再生可能アンモニアは、EUの用語で、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を利用して製造されるアンモニアのこと。同社は、マスバランス方式を採用し、再生アンモニア重量含有率24.5%のアンモニア溶液の量産を開始した。これにより、アンモニア製造プロセスにおける天然ガスの消費量を削減し、製品カーボンフットプリント(PCF)を大幅に削減した。
同社は2025年、グリーン水素生産用の水電解装置54MWを導入。グリーン水素8,000tの生産を始めていた。今回の再生可能アンモニア製造ラインは、ISCC PLUS認証を取得済み。既存設備に投入可能なドロップイン原料として従来製品と同様に供給される。同社は、低炭素アンモニアの需要は過去数年で着実に増加しており、今後もさらに増加すると見立てた。
PCFは、化学業界の国際的なサステナビリティ・イニシアチブTogether for Sustainability(TfS)のPCFガイダンスに沿って算出。同イニシアチブは2025年1月、化成品の製品カーボンフットプリント(PCF)の算定ガイドライン第3版を最終発行している。
【参考】【国際】TfS、化成品のカーボンフットプリント算定ガイドライン第3版発行。CCUやマラスバランスの扱い(2025年1月17日)
【参照ページ】
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