
国連は7月14日、国連持続可能な開発目標(SDGs)設定から10年目の進捗状況を示した「持続可能な開発目標(SDGs)2025年報告書」を発行した。169のターゲットのうち、達成水準にあるのは18%にとどまっていることがわかった。
進捗状況では、達成水準が18%、ある程度達成見通しが17%、部分的に達成見通しが31%、停滞が17%、後退が18%。17の目標別では、目標7「エネルギーアクセス」が進捗が最も順調で、目標13「気候変動」と目標11「まちづくり」が続く。一般的には、SDGsのうち気候変動が最も注目されがちだが、それ以外の目標の方が進捗状況が芳しくない。
(出所)SDGs Report 2025
「後退」が多いのが、目標2「飢餓」、目標14「海の生態系」、目標8「働きがい・経済成長」、目標10「不平等」、目標12「つくる責任、つかう責任」の5つ。「停滞」まで含めると、目標4「教育」、目標6「水・衛生」、目標15「陸の生態系」、目標16「平和」も状況がよくない。
今回の結果に関し、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、今後特に注力していく分野として、「食料システム」「エネルギーアクセス」「デジタルトランスフォーメーション(DX)」「教育」「雇用・社会保護」「気候変動・生物多様性」の6つの移行(トランジション)を挙げた。
また進捗モニタリングの能力を引き上げるため、データポイントへの投資拡大の必要性も強調した。
【参照ページ】Secretary-General's press conference on the launch of the Sustainable Development Goals Report 2025 [as delivered]
【参照ページ】Sustainable Development Goals Report 2025
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