
米国務省は7月22日、米国政府が国連教育科学文化機関(UNESCO)からの脱退をUNESCO事務局に通知したと発表した。UNESCOへの加盟が米国の国益に反すると判断した。UNSECO憲章に基づき、2026年12月31日に脱退が発効する。米国はすでにパリ協定と世界保健機関(WHO)からの脱退も決めている。
同省は今回、国連持続可能な開発目標(SDGs)を「米国の『アメリカ・ファースト』外交政策と対立するグローバル主義的でイデオロギー的な国際開発アジェンダ」と指摘。その上で、「UNESCOは、分断を招く社会的・文化的課題の推進に尽力し、国連持続可能な開発目標(SDGs)に過度の重点を置いている」と説明した。
また、UNESCOがパレスチナを加盟国として承認した決定を、「極めて問題」と強調。「米国の政策に反し、組織内での反イスラエル言説の拡散につながった」と述べた。UNESCO総会は2011年、パレスチナを加盟国とする決議案を、賛成107、反対14、棄権52の3分の2以上の賛成で可決していた。
【参照ページ】The United States Withdraws from the United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization (UNESCO)
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