
金融安定理事会(FSB)は10月15日、「AIの責任ある導入に向けた健全な実践」に関する最終報告書を公表した。金融機関の組織全体にわたるAIガバナンスの重要性を強調するとともに、AIのライフサイクル全体にわたるリスク管理における考慮事項を指定した。
金融分野では、信用リスク評価、不正検知、マネーロンダリング対策、顧客対応、プログラミング支援、文書の確認・要約等でAIの利用が拡大している。そこで、同報告書は、金融機関がAIの恩恵を享受しつつ、金融システムのレジリエンスを支える形で責任を持ってリスクを管理できるよう支援するための12の健全な実践内容を提示。法的拘束力のある国際基準ではないが、金融機関の取締役会及び経営陣に対し、自機関のAIガバナンス、リスク管理、統制の枠組を策定・改善する際に、参照するよう促した。
12の実務内容は、…
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