
持続可能な保険原則(PSI)と国連開発計画(UNDP)保険・リスク金融ファシリティ(IRFF)は10月、生物多様性条約第17回エレバン締約国会議(CBD COP17)に向け、保険会社が自然・生態系分野で果たし得る独自の役割を提示した報告書を公表した。
CBD COP17では、昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の実施状況に関する初の世界全体のレビューが行われることになっている。同報告書は、レビューの結果について、関係者の参加がかつてなく広がる一方、進捗にはばらつきがあり、2030年目標の達成軌道には乗っていないと評価。とりわけ、企業・金融機関による生物多様性への依存・影響・リスクの評価と開示を求めるターゲット15と、民間資金を含む資金動員を掲げるターゲット19は、進捗状況が遅れていると位置づけられている。
報告書が引用するUNEP FIの推計では、…
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