EU理事会は11月15日、2021年から2027年までのEUの長期研究・イノベーションプログラム「ホライゾン・ヨーロッパ」と、EUの地球観測プログラム「コペルニクス気候変動サービス」に英国が参加することを承認した。
【参考】【ヨーロッパ】英国、EUのホライゾン・ヨーロッパとコペルニクスに再び参加へ。欧州委と合意(2023年9月12日)
英国は、EUから離脱したことで、英国関係機関は両プログラムが活用できなくなっていた。しかし、今回の承認により、ホライゾン・ヨーロッパ二関しては、2024年1月1日以降、英国の研究者や組織は両プログラムに復帰できることになった。同時にコペルニクス気候変動サービスが運営するプログラムにも参加できるようになった。
欧州委員会は今後、2021年5月に発効したEU英国通商・協力協定に基づき設置されている「EU・英国専門委員会」で詳細内容を決定する。年内に最終決定を予定している。英国政府は、両プログラムに参加費を支払う。
【参照ページ】EU-UK relations: Council gives the go-ahead to UK participation in the Horizon Europe and Copernicus programmes
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