政府・国際機関・NGO 【国際】FAO、「グリーンシティ」原則と基準を公表。農林・バイオと都市計画の統合へ 国連食糧農業機関(FAO)は10月15日、イタリアのローマで開催された第1回国際グリーンシティ会議の場で、「グリーンシティ原則・基準」を発表した。3つの原則と6つの基準を打ち出した。 FAOは近年、
政府・国際機関・NGO 【国際】世界19社、製品原単位GHG排出量算定基準策定でCarbon Measures発足。国際基準目指す 世界大手19社は10月20日、製品単位の温室効果ガス原単位排出量の算定基準を確立するための団体「Carbon Measures」を創設したと発表した。国際基準化を目指す。 今回発足メンバーとなったのは、
政府・国際機関・NGO 【国際】FAO世界森林資源評価2025、森林減少率が鈍化傾向。保護区や管理計画が奏功 国連食糧農業機関(FAO)は10月21日、森林に関する報告書「世界森林資源評価(FRA)」の2025年版を公表した。過去10年間で世界の全地域で森林減少の速度が鈍化しているものの、依然として森林減少率は高い水準にあると […]
エネルギー・資源 【国際】気候変動、楽観シナリオでも1.9度上昇。脱炭素化傾向は今後も継続。マッキンゼー コンサルティング世界大手米マッキンゼーは10月13日、世界のエネルギー移行(エネルギートランジション)の現状と課題に関して包括的に分析した報告書「Global Energy Perspective」の2025年版を発表 […]
金融 【ノルウェー】NBIM、2030気候アクションプラン発表。エンゲージメント対象追加。再エネ投資拡大 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は10月22日、「2030年気候アクションプラン」を発表。2022年に策定したアクションプランを強化し、気候関連リスクと機会の管理 […]
金融 【国際】機関投資家団体CA100+、2025年のネットゼロ企業評価公表。排出量削減と戦略開示で進展 機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)は10月22日、ネットゼロ企業ベンチマークを用いた企業評価の2025年版結果を発表した。 【参考】【国際】CA100+、 […]
エネルギー・資源 【アメリカ】財務省、ロスネフチとルクオイルとの資産凍結・取引禁止。同盟国にも同調求める 米財務省外国資産管理局(OFAC)は10月22日、前バイデン政権下で発出された大統領令14024号に基づき、ロシア石油大手を制裁対象に指定し、SDN(特別指定国民および資格停止者)リストに追加したと発表した。ウクライナ […]
政府・国際機関・NGO 【EU】欧州議会本会議、CSRDとCSDDDの簡素化交渉方針を否決。交渉熾烈化 EU下院の役割を担う欧州議会は10月23日、欧州委員会が提案した企業サステナビリティ報告指令(CSRD)と企業サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)の簡素化案を、賛成309、反対318、棄権34で否決し […]
金融 【国際】UNEP FI、銀行独自の気候ストレステスト動向分析。手法と活用方法が進化。課題も 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は10月15日、銀行による内部の気候ストレステストの最新動向を整理した報告書を発表した。 気候ストレステストは、
製造業 【EU】欧州委、紛争鉱物規則でRMIのRMAPを第1号適合認定。デューデリ代替可能に 欧州委員会は10月16日、紛争鉱物規則に基づくサプライチェーン・デューデリジェンス制度を初めて承認する実施決定文書を採択した。 【参考】【EU】EU紛争鉱物規則、1月施行。紛争地域および高リスク地域(CAHRA)リスト […]
エネルギー・資源 【国際】IRENA、COP28目標モニタリング報告書第2版。新規設備容量は過去最高も3倍届かず 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は10月14日、2030年までに再生可能エネルギー設備容量を3倍、エネルギー効率を2倍にするという国連気候変動枠組条約第28回ドバイ締約国会議(COP28)の目標の進捗状況を分析 […]
政府・国際機関・NGO 【国際】GRIとCDP、公式対照表発表。GRI 102・103とCDP質問票をマッピング サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIと、環境情報開示を推進する国際NGOのCDPは10月21日、環境情報開示を強化するため、GRIスタンダードの「GRI 102:気候変動」及び「GRI 103:エネルギー」と […]
政府・国際機関・NGO 【国際】GHGプロトコル、スコープ2ガイダンス改訂案公表。電力セクター向け削減貢献量手法も 国際温室効果ガス排出量算定基準機関GHGプロトコルは10月20日、スコープ2ガイダンスの改訂案と、電力セクター向けの削減貢献量の帰結的推定方法論の考え方を公表した。GHGプロトコルの独立基準委員会(ISB)が策定した。 […]
政府・国際機関・NGO 【国際】ゴールドスタンダード、CORSIAクレジット保険で新たに2件承認。MIGAと合わせ3件に 国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米ゴールド・スタンダードは10月16日、国際民間航空機関(ICAO)の国際航空カーボンオフセット・削減スキーム(CORSIA)で活用できるカーボンクレジット保険制度で新たに […]
エネルギー・資源 【国際】再エネ労働力、女性割合は2019年から進展なし。公正な移行に課題。IRENA 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は10月9日、再生可能エネルギー分野における女性の労働参加状況と課題について包括的な評価を実施した報告書「Renewable energy: A gender perspecti […]
食品・消費財・アパレル 【EU】欧州委、海洋保護区と漁業の関係でガイダンス採択。EU加盟国の管理強化。自然資本 欧州委員会は10月17日、海洋生態系の保全と漁業に関する新たなガイダンスを採択した。法的要件を明確化し、海洋保護区管理における漁業者等からの積極的関与を促す。 EUでは、
建設・不動産 【国際】GRESB、2025年結果発表。不動産・インフラ双方でスコア上昇。ネットゼロ方針も増加 国際ESG不動産評価機関GRESB(グローバル・リアルエステイト・サステナビリティ・ベンチマーク)は10月15日、「不動産・インフラ・ベンチマーク」の2025年の結果を発表した。 2025年の参加状況では、
政府・国際機関・NGO 【国際】IUCNとIRENA、生物多様性と地域社会を考慮した再生可能エネルギー開発で連携 国際環境NGOの国際自然保護連合(IUCN)と国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は10月9日、地域社会と自然環境を重視した再生可能エネルギーへの移行を加速させるため、IUCN世界自然保護会議で両組織の連携強化に向 […]
金融 【国際】PRB、第3回隔年報告書。署名機関が世界中に拡大。92%が気候目標設定 国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)の国連責任銀行原則(PRB)は10月15日、第3回の隔年報告書を公表した。2019年9月の発足から6年が経過した。 PRBの現在の署名機関数は
政府・国際機関・NGO 【国際】国連、6.4条クレジットの「反転」リスクルールで合意。モニタリングと保険プール 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は10月10日、パリ協定のカーボンクレジット・メカニズムを所管する6.4条監督機関が、同メカニズムで認定された温室効果ガス除去量が後に反転するリスクに対処するルールに合意したと […]