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【国際】MSCI社、化石燃料銘柄を除いた新インデックスを発表

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今後の低炭素社会を見据えた動きが投資の世界で広がりを見せている。世界中の投資家のベンチマークとして利用されているMSCI指数で有名なMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社は10月16日、化石燃料銘柄をネガティブ・スクリーニングした新たなSRIインデックス、MSCI Global Fossil Fuels Exclusion Indexを発表した。

MSCI Global Fossil Fuels Exclusion Indexは、MSCIの新興市場向け投資ベンチマークとして有名なMSCI ACWI Indexをベースとしており、まずMSCI ACWI ex Fossil Fuels Index、MSCI ACWI ex Coal Indexの2つが導入された。

MSCI ACWI ex Fossil Fuels Indexは、化石燃料銘柄を100%、(時価総額で全体の9.3%を占める127銘柄)をMSCI ACWI Indexから除いたものであり、MSCI ACWI ex Coal Indexは、化石燃料銘柄を50%、(時価総額で全体の1.3%を占める26銘柄)をMSCI ACWI Indexから除いたものだ。

これらのインデックスは、投資対象から化石燃料銘柄を排除、または減らすことを求める投資家からの要望に応える形で導入された。低炭素社会へのシフトが今後想定される中、化石燃料への依存が企業にとって足かせになると懸念する機関投資家は増えてきているのだ。

Index and ESG Researchの代表でグローバルトップのRemy Briand氏は、「今回導入された2つのインデックスにより、先月導入されたMSCI Low Carbon インデックスを補完できる形となり、これで炭素保有のリスクを管理しようとする投資家にとっては包括的なツールが揃ったと言えるだろう」と語る。

また、米カリフォルニアピッツァー大学の投資委員会委員長であり、Gould Asset Management社社長でもあるDonald Gould氏も、「化石燃料を投資対象から排除しようとする投資家にとって、自身の投資を正確に把握するためのベンチマークがあることは大変有益だ。MSCI社がその重要な一歩を踏み出してくれたのは喜ばしいことだ」と述べ、投資家からの評価の声も聞こえる。

世界中でESG投資の流れが本格的に進む中、今後MSCI Global Fossil Fuels Exclusion Indexが実際の運用パフォーマンスでどこまで投資家の期待に応えられるのか、注目が集まる。

【企業サイト】MSCI Inc.

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