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【ヨーロッパ】EcoVadis、鉄道業界のCSRイニシアチブRailsponsibleを発足

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 サプライチェーンのサステナビリティ評価ソリューションを提供するEcoVadisは3月11日、新たに鉄道業界のサプライチェーン全体におけるサステナビリティ推進イニシアチブ、Railsponsibleの設立を発表した。同イニシアチブには鉄道業界の6社(アルストム交通、ボンバルディア•トランスポーテーション、ドイツ鉄道、クノールブレムゼ、オランダ鉄道、SNCFが創立メンバーとして参画する。

 Railsponsibleの使命は、鉄道業界のCSRパフォーマンスを継続的に改善し、ベストプラクティスを共有、業界全体に渡る共通理解を促進することだ。この目的達成に向けて、EcoVadisはRailsponsibleに対して自社のサステナビリティ評価プラットフォームを提供し、CSR評価、監査、改善を支援する。

 EcoVadisの共同CEOを務めるPierre Fancois Thaler氏は「これまで調達部門は、数ある基準や規制の中から信頼できるサステナビリティ指標を探し、グローバルサプライチェーンに適用すことに苦労していた。一方のサプライヤー側も、複数の重複したサーベイやほとんど改善の指示がないことに戸惑っていた。今回鉄道業界全体が協働してEcoVadisのプラットフォームとつながったことで、統一化されたCSRスコアカード評価や共有システムを実現でき、これらの課題を解決することができる」と語った。

 Railsponsibleは、化学業界のTogether for Sustainability、IT・通信業界のE-Tascに続き、EcoVadisを活用する3つ目の業界横断イニシアチブとなる。また、同イニシアチブはBSRの協力のもと設立されたもので、業界バリューチェーン全体に渡る全ての鉄道会社が参画可能だ。

 業界内の企業が団結してサプライチェーンのサステナビリティを見直し、ベストプラクティスを共有しながらパフォーマンス改善に取り組むのは非常に効率的で大きなインパクトも期待できる。鉄道業界に関わる企業はぜひ動向を抑えておきたいところだ。

【団体サイト】Railsponsible
【企業サイト】EcoVadis

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