【オランダ】政府系住宅金融NWB銀行、ユーロ建過去最高額のソーシャルボンドを発行 2017/06/15 最新ニュース

 オランダの政府系住宅金融機関NWB銀行は6月1日、同国政府の社会福祉政策の一環として展開されている低金利住宅ローンの資金源として、7年債を15億ユーロ(約1,900億円)、15年債を5億ユーロ(約600億円)発行し、合計で20億ユーロ調達した。金利は7年債が0.25%、15年債が1.25%。共同主幹事は、SEB、HSBC、ラボバンク、クレディ・アグリコルCIB。ソーシャルボンド発行に当たってのセカンドオピニオンはサステナビリティクス。7年債と15年債はともに、ルクセンブルグ証券取引所が運営するルクセンブルグ・グリーン取引所(LGX)に上場された。

 NWB銀行は、地方自治体資金調達機関(LGFA)と呼ばれる政府系機関。格付はムーディーズでAAA、S&PでAaa。NWBは住宅ローン目的の機関債発行は過去に例がなく、今回が初。また、低金利住宅ローンは、ソーシャルボンドに分類され、ユーロ建ソーシャルボンド発行として過去最高額となった。調達資金は全額ソーシャルボンドとして別勘定で管理され、NWB銀行の低金利住宅ローンプログラムに投じられる。ソーシャルボンド発行基準として、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)とソーシャルボンド・ガイダンスを用いた。

 発行された機関債は、クレディ・アグリコル、APG、Robeco、AP2等が購入した。

 昨今グリーンボンド市場が注目を集めているが、早くもヨーロッパではソーシャルボンドの発行も増えてきた。

【参照ページ】NWB Bank launches 7-year €1.5 billion and 15-year €500 million inaugural Affordable Housing Bond

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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