
国際標準化機構(ISO)は7月31日、グリーンボンドに関する国際規格ISO14030の制定作業を開始した。ISOの加盟メンバーである米国国家規格協会(ANSI)が今年5月30日にグリーンボンド国際規格の提案申請をISO事務局に提出し、7月26日まで投票が行われた結果、7月31日に正式に承認された。
ISO14030規格では、グリーンボンドの環境評価プロセスや必要要件、モニタリング、情報開示等に関する内容を決める。ANSIの申請書類によると、同規格は、グリーンボンドの発行体、引受会社、必要書類を作成する法律事務所、投資家等を主要な活用者だと見立てている。
同申請書類によると、グリーンボンドに関する既存の発行基準として、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)や、気候債券イニシアチブ(CBI)の気候債券スタンダート(CBS)、中国のグリーンボンド基準、ブラジルのグリーンボンド基準を挙げており、今回策定するISO14030はこれらと調和するものを目指すという。日本の環境省が策定した日本版グリーンボンドガイドラインについては言及されていない。
ISO14030制定作業は今後、ISOの公式制定手順に入る。制定作業は、環境管理を扱う第207専門委員会(ISO/TC 207)の場で、約3年をかけて審議が進められる。
【ISOウェブサイト】ISO/NP 14030
【提案申請書類】New Work Item Proposal
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