
国連責任投資原則(PRI)は12月7日、投資顧問業者に対しESG投資普及を促すレポート「Working towards a sustainable financial system: investment consultant services review」を発行した。PRIは、投資顧問業者と顧客であるアセットオーナーの多くはESGを投資運用に統合させることに失敗していると指摘。投資顧問業者がESG投資を普及させるために直面している課題や対処方法についてまとめた。
同レポートは、アセットアロケーション、ポートフォリオ構築、ファンド評価、投資一任、報告、新ESGサービス等、投資顧問業者が果たす全ての機能においてESGを組込むべきだと主張。ESG投資普及のための課題として、中小アセットオーナーのリソース欠如、アセットオーナーのESG投資の知見の欠如、と投資顧問業者のESG投資プログラムとの距離を挙げた。そのため、アセットオーナーに対してはガイダンス書類等の作成を、投資顧問業者に対してはPRIや国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)に投資顧問業者からの署名促進を行っていくとした。
PRIは同レポート作成にあたり、米国、英国、オーストラリアを中心に、投資顧問業者や業界専門企業22社へのヒアリングを行った。またPRI署名機関の活動報告書、英調査会社IC Researchの業界データ、大学等による報告書も参照した。
PRIは投資顧問業者向けの今後の活動のため、今回のレポートに対するフィードバックを広く受け付けている。
【参照ページ】PRI publishes investment consultant services review
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