【国際】グリーンピース、森林管理協議会FSCから脱退。認証の透明性向上が必要だと主張 2018/04/05 最新ニュース

 国際環境NGOグリーンピース・インターナショナルは3月26日、森林保護推進の国際NGO森林管理協議会(FSC)から脱退すると発表した。FSCは森林サステナビリティ認証のFSC認証で有名。グリーンピース・インターナショナルはFSCの共同創設者の一つで、過去25年間、共に活動していた。

 脱退の理由について、グリーンピースのマット・ダゲット・森林キャンペーン・グローバルリーダーは、「強固な木材認証は有用だと信じるが、人権保護や森林管理改善のためのツールとしては不完全」と説明。「特に森林が複数の脅威に直面している場合、FSCだけでは十分な保護を担保できない」とFSCが機能しない面が増えてきていることを示唆した。とりわけ、「FSC等の森林認証機関に対し、至急透明性を向上するよう要求する」と透明性の問題視した。

 ダゲット氏は、今後、グリーンピース・インターナショナルとして、他の森林認証団体の会員になることはないと言明した。但し、グリーンピースの各地域の支部が、十分なガバナンスが機能していると判断した場合、国単位でFSC会員となることはあるとした。

 一方、企業に対しては、まずは新品木材(バージン・ファイバー)の使用を減らし、リサイクル材や代替材を用いることを推奨。どうしても新品木材が必要な場合は、「しっかりデューデリジェンスを行った上で、FSC認証材100%にすべきだ」と述べ、FSC認証の有効性を認めつつ、責任を持ってデューデリジェンスを追加で行うことを推奨した。

【参照ページ】Greenpeace International to not renew FSC membership

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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