国際標準化機構(ISO)は7月3日、マネジメントシステム監査のための指針「ISO19011」を改訂し、「ISO19011:2018」を発行した。ISO19011は、ISOが発行する各マネジメントシステム規格の第一者監査(内部監査)、第二者監査(サプライアー監査)の実施手法を定めた規格。
今回の改訂では、監査原則として新たにリスクベース・アプローチが追加された。最新版の各マネジメントシステム規格では、組織の機会とリスクを捉えられるようISOの運用を設計すべきとしているが、前回版のISO19011:2011では、リスクの概念は監査そのものに付随するリスクしか考慮されていなかった。そのため今回の改訂で、組織全体のリスクと機会を的確に捉えられるよう監査を設計すべきと定められた。
【参照ページ】Auditing standard for management system standards now updated
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