国連は11月22日、アントニオ・グテーレス事務総長の下で実施されている国連改革の進捗状況を発信するウェブサイト「United to Reform」をリリースした。現在、国連が取り組む「開発」「マネジメント」「平和と安全保障」の3つ改革をまとめている。
国連の開発改革では、国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、大規模な機構改革を断行。国連開発計画(UNDP)の下に置かれていた国連常駐調整官(RC)の機能を分離独立され、国連書記官の代表機関として国毎にRCを設置。ウェブサイトでは、RCの役割や実行部隊として設置された「移行チーム」の状況についてまとめている。
マネジメント改革では、改革プロセス、手続の簡素化、透明性向上等を実施。特に、国連フィールド支援局(DFS)と国連管理支援局を、国連マネジメント戦略・ポリシー・コンプライアンス局と国連オペレーション支援局に再編した。ウェブサイトでは、国連職員や国連書記官の事務局向けに改革プロセスの状況を報告している。
平和と安全保障分野では、グテーレス改革の柱である、国連政治平和構築局(DPPA)と国連平和活動局(DPO)の新設、国連事務次長補直下に政治平和活動関連の担当部門を一本化、国連事務総長、国際連合事務次長(政治平和構築担当)、国際連合事務次長(平和活動担当)で構成する常設首脳グループ「Standing Principals’ Group」の新設等の状況について発信している。
【ウェブサイト】United to Reform
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