国際労働機関(ILO)の合同海事委員会(JMC)は11月21日、 船員の最低賃金を上げることで合意した。現在の月給614米ドルから、2019年6月1日から618米ドル、2020年1月1日から625米ドル、2021年1月1日から641米ドルに引き上げる。2019年前半のILO理事会で最終承認する予定。
船員の最低賃金は、2006年制定のILO海上労働条約(MLC)で定められている。同条約は2013年8月20日に発効し、現在89ヶ国が加盟している。加盟国は、日本、欧州主要国、中国、インド、バングラデシュ、タイ、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アルゼンチン、南アフリカ、イラン、ロシア、ケニア、モロッコ等。米国は加盟していない。
【参照ページ】ILO body adopts new minimum monthly wage for seafarers
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら