独インデックス開発大手Solactiveは1月23日、台湾証券取引所上場企業を対象としたESG株式インデックス「Taiwan Sustainability Index (TWNSI)」をリリースした。同インデックス開発には、国立台北大学商学部と台湾永続能源研究基金会(TCSA)も協力した。Solactiveも近年、ESGインデックスの開発に力を入れている。
今回のインデックスは、約300社に対し、社会、経済、環境、情報開示(SEED)の4観点を用いて総合サステナビリティ・スコアを付与。高得点の40社を構成銘柄とした。市場全体に占める時価総額比率は46.34%。採用された銘柄には、台湾永続能源研究基金会(TCSA)が毎年発表している「TCSA台湾企業永続(サステナビリティ)賞」の常連受賞企業、TSMC、UMC、聯發科技(MediaTek)、國泰金控、富邦金控、中華電信、台湾大哥大、中国鋼鉄、華碩電脳(ASUS)、台達電子(デルタ電子)、友達電機(AUO)、中鼎工程(CTCI)、信義房屋等が含まれている。
台湾のESG株式インデックスではすでに、FTSE Russellの「台湾永続指数(FTSE4Good TIP Taiwan ESG Index)」があるが、今回開発したTWNSIは、リターン、α、シャープレシオのいずれの点でも上回った。
【参照ページ】Solactive releases Taiwan Sustainability Index with National Taipei University College of Business
【参照ページ】台灣永續價值指數(TWNSI) 正式於國際即時金融資訊平台 Reuters 與 Bloomberg 上線
【インデックス】Taiwan Sustainability Index (GTR)
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