フェアトレード推進国際組織フェアトレード(FLO)インターナショナルは7月24日、世界中のフェアトレード慣行に関するガバナンス、説明責任、責任ある態度を強化するため倫理綱領を制定した。同団体に総会が全会一致で採択した。国際開発団体に対する批判は昨今高まる傾向にあり、各団体は内部の引き締めを急いでいる。
今回の改定では、財務マネジメント、苦情処理、児童や脆弱な大人の保護、情報の透明性、利益相反、ガバナンス、社会・環境インパクト、パートナーシップ・マネジメント等を優先事項として掲げた。FLOインターナショナルが、フェアトレード・ネットワーク全体に適用する倫理綱領を定めるのは今回が初めてだという。
同綱領は3年後から適用。導入されると、各フェアトレード団体には、理事、従業員、ボランティア、契約社員その他勤務する全ての人に適用される必須要件が導入される。また、FLOインターナショナルに、倫理・コンプライアンス担当マネージャーが置かれる。
【参照ページ】New Fairtrade Code aims to strengthen global governance and accountability
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