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【国際】ダウ・ジョーンズ、ESGインデックス「DJSI」の2019年銘柄入替発表。日本企業の新採用は2社

 金融インデックス開発世界大手S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは9月13日、Dow Jones Sustainability Induces(DJSI)シリーズの銘柄評価機関の役割を担っているRobecoSAMとともに、2019年のDJSIシリーズの年間分析結果および採用銘柄入れ替えを発表した。銘柄入れ替えは9月23日から有効となる。

 DJSIシリーズは、1999年に誕生して以来、ESGインデックスの老舗として存在感を示してきている。DJSIシリーズは最新のRobecoSAMの企業評価「Corporate Sustainability Assessment(CSA)」に基づき、年に1度銘柄入れ替えを行っている。CSAは適宜、評価体系を見直しており、実際毎年アップデートされている。今年の評価体系では、サイバーセキュリティやプライバシー・個人情報保護に関する規定が拡大し、より広範の業種に適用された。また、銀行でのサステナブルファイナンスの扱い等にも変更があった。

 DJSIシリーズには、先進国・新興国双方対象の「DJSI World」、北米地域対象の「DJSI North America」、欧州地域対象の「DJSI Europe」、アジア太平洋地域対象の「DJSI Asia Pacific」など8種類ある。その中でも最も注目を集めているのは、DJSI World。

 今年のDJSI Worldの銘柄入れ替えでは、アルファベット、CVSヘルス、レキットベンキーザー等の銘柄が新たに採用された一方、シティグループ、ロイヤル・ダッチ・シェル、3Mが除外された。

 DJSI Worldに新たに採用された日本企業は、LIXILグループ、武田薬品工業の2社。また、昨年に引き続き採用されたのは、本田技研工業、伊藤忠商事、小松製作所、三井物産、ナブテスコ、双日、TOTO、凸版印刷、ニコン、積水化学工業、積水ハウス、大和証券グループ本社、野村ホールディングス、味の素、シスメックス、花王、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、SOMPOホールディングス、東京海上ホールディングス、三菱ケミカルホールディングス、第一三共、丸井グループ、富士通、野村総合研究所、NTTデータ、コニカミノルタ、オムロン、NTT、NTTドコモ、ANAホールディングス、大阪ガス。日本企業の採用は合計33社で、昨年の34社から1社減った。一方、昨年採用されていたが今年採用されなかったのは、ブリヂストン、マツダ、丸紅。

【参照ページ】Dow Jones Sustainability Indices Review Results 2019
【メソドロジー変更】RobecoSAM 2019 Methodology Update
【メソドロジー】MSA Methodology Guidebook

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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