IT世界大手米アドビシステムズは3月12日、世界全体の教育機関と学生に対し、主力アプリ製品「Creative Cloud」を、2020年5月31日まで無償提供すると発表した。新型コロナウイルスで多くの教育機関がキャンパスを閉鎖する中、オンラインでの遠隔学習を支援する。Creative Couldは、イラストレーターやフォトショップ等が入ったクラウド型のパッケージ商品。
同社の学校向けサービスでは従来、幼稚園・保育園から高校の先生と生徒を対象に、校舎内からアクセスした場合にのみ無償で接続できる状態だった。しかし今回、「在宅」というステータスを一時的に設け、自宅からもアクセスできるようにした。但し、デスクトップ版のみが対象。
同社は今回の決定の背景について、在宅学習という新たな潮流が予見されるため、教育者に積極的にCreative Cloudを活用してもらい、新しいアイデアやベストプラクティスの構築を支援していくとした。
同社はすでにWeb会議アプリ「Adobe Connect」を90日間無償提供する取組を7月1日まで実施している。
【参照ページ】Adobe Enables Distance Learning Globally for Schools Impacted by COVID-19
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